はじめに
光回線を切り替えた当日、「切り替え日になったのにネットがつながらない!」「急にインターネットが使えなくなった!」と困っていませんか?
この記事では、旧プロバイダでも新プロバイダでもIPv6(IPoE)接続を利用するケースを想定し、光回線の切り替え後にネットがつながらないときの確認ポイントと、今すぐできる対処方法をわかりやすく解説します。
💡お急ぎの方は「2. 今すぐできる!ネットが繋がらない時の対処法4ステップ」からご覧ください。
1. なぜ切り替え日にネットがつながらなくなるの?
主な原因の一つは、旧プロバイダのIPv6(IPoE)情報が残ったままで、新プロバイダの信号情報とぶつかっているからです。
IPv6(IPoE)接続は従来の接続方式と違って、1つの回線に対して1つのプロバイダしかIPv6の登録(信号配信)ができない仕組みになっています。
- 旧プロバイダ:契約は切れているが、まだIPv6の廃止処理が完了していない(手続き待ち)
- 新プロバイダ:新しいIPv6信号を流したいけれど、旧プロバイダの登録が残っているためエラーになる
このように、新旧のプロバイダ同士で「IPv6の席の奪い合い」が起きてしまい、どちらの信号も正常に通らない状態になってしまうのが一番の原因です。
そのほか、ご利用のルーターが新しい接続サービスに対応していない、機器の接続に問題があるなどの原因も考えられますが、今回は一番ご相談の多いプロバイダ信号のバッティング問題にフォーカスしてお伝えします。
2. 今すぐできる!ネットが繋がらない時の対処法4ステップ
切り替え日にネットが繋がらなくなったら、以下の順番で対処してみてください。
ステップ1:機器を再起動する
新プロバイダ側の切り替え処理が完了していても、ルーターが古い接続情報を記憶したままになっていることがあります。
この場合、機器を再起動することで、新しいIPv6情報を正しくつかみ直してくれるケースがあります。
※機器の再起動が必要な場合は、利用している機器の公式案内に従って実施してください。
ステップ2:旧プロバイダのIPv6サービスの廃止状況を確認する
ルーターを再起動してもダメな場合、以前利用していたプロバイダのIPv6(IPoE)サービスが予定どおり廃止されているか確認しましょう。
プロバイダによっては、インターネット接続サービスの解約(回線切り替え日)と、IPv6信号の廃止処理が同じタイミングで完了するとは限りません。
回線切り替え日からv6の廃止処理完了まで数日かかるケースもあります。
そのため、回線の乗り換え手続きが済んでいても、旧プロバイダのIPv6サービスの廃止状況を別途確認する必要があります。
旧プロバイダのサポート窓口に、次のように問い合わせてみましょう。

プロバイダを乗り換えたのですが、
以前利用していたIPv6(IPoE)接続サービスの廃止処理は完了していますか?
旧プロバイダ側で廃止手続きが完了した後、新プロバイダ側のIPv6開通処理が自動的に進み、順次ネットが繋がるようになります。
ステップ3:新プロバイダのIPv6サービスの開通状況と機器を確認する
旧プロバイダのIPv6サービスが廃止済みであることを確認できても、まだネットが使えないなら、
次は新プロバイダ側の状況を確認します。
新しいIPv6サービスの信号がエラーになったり、正常に送信されていない可能性もあるためです。
新プロバイダのサポート窓口に、次のように問い合わせてみましょう。

◯月◯日(利用開始日)にプロバイダ契約が切り替わっているはずなのですが、まだネットが使えません。旧プロバイダは◯月△日に廃止されています。
御社のv6信号は正常に送信されていますか?
新プロバイダ側のIPv6信号が正常に送信されたことが確認できたら、順次ネットが繋がるようになります。
ステップ4:PPPoE接続で一時的に利用できるか確認する
「旧プロバイダが思ったより早く切れた!」「仕事で今すぐネットを使いたい!」という場合、契約によってはPPPoE接続(IPv4)を一時的に利用できる場合があります。
PPPoE接続とは、ルーターに接続IDとパスワードを設定してインターネットに接続する方式です。
ただし、PPPoE接続の利用にあたっては、次の3点を確認しましょう。
- 現在の契約でPPPoE接続が利用できること(新旧両方のプロバイダ契約を確認)
- 有効な接続ID・パスワードがあること
- ルーターなどの機器がPPPoE接続に対応していること
旧プロバイダの接続ID・パスワードが手元にあっても、以前の契約が終了している場合(切り替え日以降など)は利用できないことがあります。
また、最近の光コラボでは、新プロバイダ側がPPPoE(IPv4)を提供しない契約が増えています。(v6バンドル契約)
設定する前に、必ず新旧両方の契約内容とプロバイダの公式案内を確認しましょう。
PPPoE接続が利用できない場合は、新しいIPoEサービスの開通状況を確認(ステップ3)し、必要に応じてスマートフォンのテザリングなどを一時的な代替手段として検討してください。
まとめ:まずはルーターを再起動して、旧プロバイダのv6廃止状況を確認しよう
光回線の乗り換え日にインターネットにつながらない場合、旧プロバイダのIPv6(IPoE)サービスの廃止が完了していないことが、大きな原因のひとつとして考えられます。
今回ご紹介した確認手順をまとめると、次のとおりです。
- ルーターを再起動する
- 旧プロバイダのIPv6サービスの廃止状況を確認する
- 新プロバイダの開通状況を確認する
- 契約上利用できる場合はPPPoE接続も検討する
乗り換え当日にネットがつながらなくても、慌てずに確認ポイントを整理することが解決への近道です。落ち着いて順番に試してみてくださいね!
本記事は、筆者の経験や調査に基づき、光回線に関する一般的な情報を提供するものです。
光回線のサービス内容・料金・契約条件・工事の可否などは、事業者や地域、建物の設備状況によって異なる場合があります。
最新の情報や個別の契約内容については、各事業者の公式サイト・公式窓口にてご確認ください。


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